38 回  放

 

1.開催年月日  平成19年11月26日(月曜日)

         午後4時〜午後5時

 

2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

 

3.委員の出席  委員総数    8名

         出席委員数   5名

  出席委員の氏名

         倉本 俊幸   委員長

         大杉 伸一   委員

         清水 信男   委員

         小林 憲夫   委員

         古谷 真一郎  委員

  欠席委員の氏名

         佐藤 菊夫   委員

白石 冬美   委員

         張  晶子   委員

 

  放送事業者側出席者氏名

         代表取締役 久米 征雄

         編成部長  深井 教雄

         総務部長  小畑  昭

 

4.議  題   1.エフエム世田谷放送番組

           「土曜よろず学級」

           (毎週土曜日8:45〜9:00)

           11月24日(土)放送分の審議

 

         2.その他

 

 

5.議事の概要

  (1)放送局側からの審議番組の説明

  (2)当該番組の試聴

  (3)出席委員による当該番組の審議

  (4)関連事項について出席者全員での意見交換

  (5)その他

 

6.審議内容

  定刻、事務局より出席委員数5名、全委員数の1/2に達しているので、放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち審議に入る。

  先ず、倉本委員長の要請により深井編成部長が審議内容の説明を行う。

 

(1)                         番組の企画意図

    人々が働き、そして家族で生活していく上で起きるさまざまな問題について、大きなことから小さなことまで、ともすると見逃しがちな事について、『仕事』や『生活』をキーワードに解かりやすく考える。

    番組では、視点を子供目線に置くことで解かりやすさを追求、加えて『仕事』『生活』をキーワードにすることで番組の後に親子で話せる、考えられるような構成を目指していく。

 

(2)                         番組概要

   番  組  名  「土曜よろず学級」

   放送期間  2007年5月から2008年3月まで           

   放送時間  毎週土曜日の8時45分〜9時00分

   放送形態  15分録音番組

   出  演  者  東京青年会議所  山田義徳

            現役中学生パーソナリティー  沙羅

            月替わりゲスト

   番 組 内 容  対談形式番組

   企 画 制 作  株式会社エフエム世田谷

 

(3)                         審議対象放送内容

@     ゲストの東京青年会議所下村理事による東京青年会議所の取り組みの紹介。

ア.訪中して中国の市と日本の学生ボランティアによる植林活動

イ.アジア太平洋都市会議でいろんな国との環境・経済の話し合い

ウ.インドネシア、マレーシアの大地震の際寄付を集めて学校の建設

A     中学生パーソナリティー 沙羅

「ボランティアをやりたいが、どうやったらいいか分からない。」

B     下村理事

 「そのように思っている日本の若者は沢山いると思うが、どうやろうかでなく、こうしてあげれば相手が喜ぶだろうという思いが大切」

 「堅苦しく考えるのでなく、小さなことから何かやってあげようと思う気持ちがボランティアの第一歩」

 「ボランティアの入り口を探すのは大変だが、入り口を作るのは簡単。」 などボランティアについて語る。

C     下村理事

 「外国へ行かなければ国際貢献できないということはない。」

 「困っている人がいたらこうしてあげたいと思い、身近なところで行う。その延長上に外国の人がいる。」

 「いろんな国から日本に来ている人たちと普通に話しをして理解し、困った時には手伝おうという気持ちを持てば、行動できる。」

 「どの国のどこへ行っても、気持ちが通じなければ本当の意味でのボランティアにはならない。」 など国際貢献について語る。

D     ボランティア・国際貢献をやってみたい、やれればいいなと思っている人への下村理事のコメント

 「ボランティアは自己犠牲ではない、やってみれば楽しい、良い時間をもらったと思う。」

     「小さな一歩がその人なりの楽しさを生む。いっぱいあるチャンスを行動の一歩に変えることで、民間としての国際交流・国際貢献ができる。」

E     中学生パーソナリティ沙羅のコメント

 「小さなことでも自分で楽しくボランティアできればと思った。」

 

審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり

大杉委員

  ボランティアがテーマなのか

  (局側:毎回ボランティアというわけではない。今回は2回続けて国際貢献がテーマになっている。)

 

大杉委員

  ボランティアに世話になることが多い。信号が分からないでいる時に「信号が変わった」等声を掛けてくれるのもボランティア。難しく、堅苦しく考えなくても誰でもできる。その輪を広げていけば日本が良くなる。

 

倉本委員長

  放送のテーマとしては良かった。こども達に聞いてもらえるといいが、時間帯がもったいない。

 

大杉委員

  一回二回の放送でなく、こども達にいろいろやってもらえば、視覚障害者への理解が広がる。

 

清水委員

  植林、国際貢献、ボランティアについて、具体的な話しやゲストの体験談を入れると良いのではないか。前後の番組構成等全体の流れを考えると、もっと良い番組になる。

 

小林委員

  しゃべりが長い、車の中で聴いていると理解できない。ちゃんとした人が話すのは良いことだが、中学生のパーソナリティが聴いているだけが多い、もっとパーソナリティを活かした構成に。

  

倉本委員長

  内容的には大変良い番組だが、一方的なしゃべりが多くて質問が少ない。

 

小林委員

  リスナーの中のドライバーの割合は。

  (局側:この番組ではドライバーはあまり考えていないが、どこで聴いているのかは大切なことなので考えてみたい。)

 

小林委員

  子どもに聴かせるのは難しいのではないか。

 

清水委員

  良い番組なので、より多くの人に聴いてほしい。

 

倉本委員長

  これまでどのようなテーマでやってきたのか。

  (局側:目黒区の中学校長、弁護士等が出演して、わりと堅めのテーマになっている。)

 

倉本委員長

  良い番組だと思うので、もっと聴きやすいものに工夫するように

 

局 側

  各委員の貴重なご意見・ご要望を今後の番組編成の参考にし、より充実した番組とするよう努力していきたい。

 

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日

    な し

 

8.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、

  方法、および年月日

    ホームページにて平成19年12月に公表

 

9.その他の参考事項

    な し

以 上