第 41 回  放 送 番 組 審 議 会 議 事 録

1.開催年月日  平成20年 7月30日(水曜日)
         午後4時〜午後5時

2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

3.委員の出席  委員総数    8名
         出席委員数   6名
  出席委員の氏名
         倉 本 俊 幸   委員長
         佐 藤 菊 夫   副委員長
         大 杉 伸 一   委 員
         清 水 信 男   委 員
         小 林 憲 夫   委 員
          張   晶 子   委 員
         

  欠席委員の氏名
         白 石 冬 美   委 員
         古 谷 真一郎   委 員
  放送事業者側出席者氏名
         代表取締役 久米 征雄
         編成部長  深井 教雄
         総務部長  加藤 年弘

4.議  題   1.エフエム世田谷放送番組
           「世田谷breeze(せたがやプリーズ)」
                   (アナウンス研究所)
           (毎火曜日 21:00〜22:00)
           7月29日(火)の放送分の審議
           
         2.その他


5.議事の概要
  (1)放送局側からの審議番組の説明
  (2)当該番組の試聴
  (3)出席委員による当該番組の審議
  (4)関連事項について出席者全員での意見交換
  (5)その他

6.審議内容
  定刻、事務局より出席委員数6名、全委員数の1/2に達しているので、放送番組審議会の規定により本日の
  審議会が正式に成立する旨を報告したのち委員長に進行を委任した。
  倉本委員長の開始宣言に続き、指示により深井編成部長が審議内容の説明を行った。

(1) 番組の企画意図
    東京都23区最大の人口を有する世田谷区。
 都心のベッドタウンとして、高級住宅地と多くの自然が残されている一方で、消防車も入れない迷路のような住宅街が同居する「まち」。
 依然として人気の高い世田谷を、そこに暮らし、支え合う人々を知ることにより、世田谷の魅力や謎を探っていく。
 
 上記意図は、当社事業として実施している「アナウンサー養成講座(平成19年度開始、1コース半年間)」の第1期生が上級コースの「ア
 ナウンス研究所」へと進級し、実践の場として、番組の企画、制作したものを番組枠を確保して放送している。
 従って、全て素人による手作りのため、社としてもしばらくはディレクターをサポートさせ運営している。

(2) 番組概要
   番  組  名  「世田谷breeze(せたがやプリーズ)」
   放送期間  2008年5月から継続           
   放送時間  毎火曜日 21時00分〜22時00分
   放送形態  約1時間録音番組
   出  演  者  アナウンス研究所研究生  
            4名1グループの2グループ(全8名)
   番 組 内 容  輪番によるメインキャスターとゲスト役グループメンバーが毎回毎のテーマに沿った対話と音楽による録音番組。
   企 画 制 作  株式会社エフエム世田谷、アナウンス研究所


(3) 審議対象放送内容
@  今回のメインキャスターが、本日のテーマが「虫」であること知らせ、虫に対する自らの思いやエピソードについて語った後、音楽をかけて進行していった。
A ゲスト役メンバーとの対談で、内容は京都の鈴虫寺についてのレポートと感慨について報告された。
B 音楽を挟んで、別のゲスト役メンバーから「虫」でも嫌いな「蚊」についてのレポートで進行し終了した。

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり
 倉本委員長
 ・今回は、19年度から始まったアナウンサー養成講座の卒業生による、企画、制作の番組だそうで、新たな試みとのことです。それでは、ご意見をお願いします。
 小林委員
 ・この番組の企画と目的がよく分からない。内容的には、全体的に言ってあまり研究していないような気がする。
編成部長
 ・アナウンサー養成講座の卒業生が自分達の企画、制作ということで、声を出すところからスタートしている。まだ、稚拙な部分もあるのも事実です。
張委員 
 ・コンセプトはメンバーが決めたのか?
編成部長
 ・そうです、グループで議論した結果です。
清水委員
 ・素人が講座後の研究成果として考えれば、勉強しているなという感じがする。
 ・テーマと流れが少しチグハグな感じもする。
張委員
 ・話し方で、インタビューの中で「すごい」という言葉が続けて2度も出ているが聞き苦しかった。
 ・女性のインタビューなら、ファッション的な視点を入れたらどうか?
 ・個性を出すように研究指導していく方が良い。
編成部長
 ・講座を修了しても全員がアナウンサーになることを目指しているわけではなく、自己実現の場として活用させるとか、卒業生の受け皿の試金石として現在は活用している。
ただ、放送である以上、品質・内容については研究していきたい。
佐藤委員
 ・企画や意図に一貫性があれば良いと思う。
 ・もっと色々な世田谷を知らせたいとかんがえてほしい。
倉元委員長
 ・毎回のテーマと内容を「世田谷らしさ」に沿って考えていくべきと思う。
小林委員
 ・コンセプトに沿ってテーマを見直すことも大切と思う。
倉元委員長
 ・話し方は講座修了生だけにさすがだと思った。
 ・実験、実践番組であることをもっと周知した方が良い。
大杉委員
・番組中に「虫」がテーマなら、セミの声なども入れて効果を出したらどうか?
倉本委員長
・会社として新たな試みということで、アナウンス研究所のグループメンバーも会社も、今後も研究して良いものを制作してほしい。

 ・本日は、これで審議会を終了とします。
8.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日
    な し

9.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
  方法、および年月日
    ホームページにて平成20年4月に公表
10.その他の参考事項
    な し
11.その他
   放送局側から
・本番組審議会の委員任期が満了したが、再任の承諾をいただいたので、各自に委嘱状を交付します。引続き1年間よろしくお願いします。

  
以 上

社 名 株式会社 エフエム世田谷