第 44 回  放 送 番 組 審 議 会 議 事 録


    1.開催年月日  平成21年 6月4日(木曜日)
                午後4時〜午後5時

    2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

    3.委員の出席  委員総数    8名
         出席委員数   7名

         出席委員の氏名

          倉 本 俊 幸   委員長
          佐 藤 菊 夫   副委員長
          大 杉 伸 一   委 員
          清 水 信 男   委 員
          小 林 憲 夫   委 員
           張   晶 子   委 員
          古 谷 真一郎   委 員

         欠席委員の氏名

          白 石 冬 美   委 員
         
         放送事業者側出席者氏名

          代表取締役 久米 征雄
          編成部長  深井 教雄
          総務部長  加藤 年弘


    4.議  題   1.エフエム世田谷放送番組
                  「語り継ぐ世田谷のお話」
                    (毎日曜日 10:00〜10:15)
                      5月31日(日)の放送分の審議
           
              2.その他

   5.議事の概要
       (1)放送局側からの審議番組の説明
       (2)当該番組の試聴
       (3)出席委員による当該番組の審議
       (4)関連事項について出席者全員での意見交換
       (5)その他

   6.審議内容
       定刻、事務局より出席委員数7名、全委員数の1/2に達しているので、放送番組審議会の規定に       より本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち委員長に進行を委任した。
       倉本委員長の開始宣言に続き、指示により深井編成部長が審議内容の説明を行った。

   (1) 番組の企画意図
      東京都世田谷区という、高級住宅地と多くの自然が残されている一方で、消防車も入れない迷路の       ような古くからの住宅地が同居する「まち」。
      そんな世田谷区の現在までの遷り変わりを、体験してきている世田谷の語り人とも言う方々から、
      世田谷の昔話、言い伝え、思い出などを語ってもらい、世田谷の魅力を再発見、再認識していく。
 
   (2) 番組概要
      番  組  名  「語り継ぐ世田谷のお話」
      放送期間  2009年4月から継続           
      放送時間  毎日曜日 10時00分〜10時15分
      放送形態  15分の録音番組
      出 演 者  区内地域の史跡、文化財、伝説など様々な視点から研究や保存活動している団体や                 個人に世田谷の語部として出演してもらっている。          
      番組内容  様々なジャンルの素材と内容およびスケジュールについて、放送企画委員会の検討を                 経て、インタビューや対談、行事の収録など多様な素材を取込み進行させていく録音番組。
      企画制作  株式会社エフエム世田谷


   (3) 審議対象放送内容
      @  今回は、「歴史的建造物の駒沢給水塔」について、前週(5月24日)に引続き「駒沢給水塔保存会」         のメンバーにインタビューを行っている。
      A 「給水塔の役割」と建設当時の地域や人々の状況と、老朽化と周辺建築物の状況による取壊し計画        が明らかにされて、一時期の地域のシンボルでも有り、古き良き時代の生活の歴史でも有る「給水塔」の保存活動が展開されている現況をインタビューを中心に構成されている。

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり
 倉本委員長
 ・今回は、地域のシンボルで有った「駒沢給水塔」にまつわる話を保存会の思いや活動を主としてインタビューしている構成になっている。
私としては、「給水塔」の場所など(前週だけでなく)今回も紹介した方が良いと思いました。
それでは、ご意見をお願いします。
 清水委員
 ・保存会の人以外の昔の住人の方の感想など取材していると良かったと思った。
 小林委員
 ・「語り継ぐ世田谷のお話」と言う題なので、給水塔にまつわるエピソードなどを期待したのだが、無いので少し残念だった。
佐藤副委員長
 ・日常でも、「世田谷ってどんな所」って聞かれるのですが、説明や表現が難しい時がある。秋田県の秋田音頭の様に県を唄い込まれているものも有り、世田谷の区歌には歌われていないように思う。
「おはやし」なども10種類位有るので外国人にも聞かせたい。
編成部長
 ・この番組の1,2回目は「等々力ばやし」のお話でした。これからも色々な紹介が有ると思います。
倉本委員長
  ・「代田ばやし」なども区の催事で良く唄われている。
  
張委員 
 ・私も給水塔には、一度行ったことが有るが、雰囲気の有るところでした。2回目でも、初めて聞く人もいるので、住所や形状、概略などを説明した方が良いと思います。
 ・番組をどんな世代に伝えたいのか判りづらい。
 ・給水塔の役割、エピソードも紹介すると良いと思います。
 ・聞く前は、放送をパッケージ化して小中学校の教材にでも使えないかと思ったが、今回聞いた分では無理だと思いました。
佐藤副委員長
 ・子どもたち向けには区には沢山教材を持っていると思う。
小林委員
 ・給水塔は昔は地域の目印になっていたと思うが、現在は周辺のマンションなどで目立たなくなっている。
倉本委員長
 ・資料によると良い素材が多いと思う、なるべく多くの人に聞いてもらいたい。
清水委員
 ・区の広報紙で知らせると良い。
編成部長
 ・「番組については、広報紙やケーブルテレビでもPRしている。」と広報広聴課から聞いている。
清水委員
 ・私としては、良い番組だと感じた。
小林委員
 ・取材先については、既に決まっているのか?
編成部長
 ・資料に有るテーマもプラン段階であり今後順次絞ってスケジュール化していく。
久米社長
・番組委員会を設置してテーマや取材について慎重に議論、検討したものを具体化しております。
倉本委員長
 ・世田谷区を知るための良い企画だと思う。
大杉委員
 ・かなり以前、区の広報紙で古道の紹介が有ったが、番組でも取り上げて欲しい。
 ・この番組は今後も長く続くのか?
編成部長
 ・今のところ一年間を予定していますが、その後は区と調整していく。
倉本委員長
 ・世田谷区のイメージアップやPRに繋がると思うので、区の広報広聴課と連携して続けてほしい。
張委員
 ・住所や目印など端々に知らせると親しみが増すと思う。

倉本委員長
・それでは番組の今後に期待していきたいと思う。

 ・本日は、これで審議会を終了とします。
 
8.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日
    な し

9.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
  方法、および年月日
    ホームページにて平成21年6月に公表予定
10.その他の参考事項
    な し
11.その他
    な し


  
以 上
2 / 3