第47回放送番組審議会議事録

 


1.開催年月日  平成22年 9月27日(月曜日)

         午後4時〜午後5時10分

 

2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

 

3.委員の出席  委員総数  8名

         出席委員数  7名

  出席委員の氏名

         倉本 俊幸  委員長

         佐藤 菊夫  副委員長

         大杉 伸一  委 員

         清水 信男  委 員

小林 憲夫  委 員

張  晶子   委 員

         古谷 真一郎 委 員

  欠席委員の氏名

白石 冬美  委 員

         

放送事業者側出席者

         代表取締役  深井 教雄  

         総務部長  幸田 雅夫

         編成部主任  武田 和子

 

4.議  題 (1)エフエム世田谷放送番組

        「 Setagaya Goes On〜土曜はお出かけ〜」

          毎週 土曜日9:00〜12:00 

         ** 9月25日(土)の放送分を資料とします。**

           

       (2)その他

 

5.議事の概要

  (1)放送局側からの審議番組の説明

  (2)当該番組の試聴

  (3)出席委員による当該番組の審議

  (4)関連事項について出席者全員での意見交換

  (5)その他

 

6.審議内容

  定刻、事務局より出席委員数6名が出席、出席全委員数の1/2に達しているので、
放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち委員長に
進行を委任した。(途中、委員1名出席し7名となる)

  倉本委員長の開始宣言に続き、指示により武田編成部主任が審議内容の説

明を行った。

(1)番組の企画意図

  番組は2010年4月から始まり、土曜日の朝の生ワイド番組で、世

田谷の情報を中心に“ゴーズ・オン”な話題を紹介する。

 

(2)番組概要

   番  組  名   Setagaya Goes On〜土曜はお出かけ〜」

   放送期間  2010年4月から放送           

   放送時間  毎週土曜日 9時00分〜12時00分

   放送形態  FM世田谷 用賀Aスタジオより生放送

   出  演  者  パーソナリティ、レポーター(4名)、区民等

   番 組 内 容  土曜日の朝の生ワイド・プログラムで、主なコーナーとして

@「What’Up eekend

区とその周辺、その日足を伸ばせる週末のイベントや大小さまざまな催しもの、学校行事や街ネタ、エンタテイメントなど週末の朝にフィットする話題をお伝えする。

A「ゴーズ・オン・レポート」

レポーターが区内を駆け巡り、週末のイベントやお出かけ情報、スポーツ系や趣味のサークルを自身のアンテナでキャッチ、リアルタイムで紹介する。

B「あますぽ・ニュース」

アマチュア・スポーツの試合結果やスケジュールを紹介。メンバーや対戦相手募集告知などの情報交換コーナー。ちびっ子からお年寄りまで全てのアマチュア・アスリートを応援する。

   企 画 制 作  株式会社エフエム世田谷

            

 

 (3)審議対象放送内容

     9月25日(土)の放送のうち、ダイジェスト版を試聴。

       当日は、台風12号が八丈島付近におり、その影響で通常は現場での

放送から、「世田谷リトルリーグ」の方にはスタジオに来てもらっての

放送となる。

                @最初にレポーターが246号線の二子橋の上から、道路状況や天候では

非常に風が強いこと、多摩川の状況などを用賀のスタジオとつないで、

リポートして伝える。

        A次にスタジオに「世田谷リトルリーグ」のコーチや部員など7名に来て

もらい、世田谷リトルリーグが創立40年であること、コーチもリトル

リーグに所属していたこと、リトルリーグの特徴、指導内容、キャプ

テンや部員の将来の夢、部員の募集などについてリポートする。

    B最後に「What’Up Weekend」コーナーでは、区民の方

から情報提供してもらったイベントで、グリーンハート吹奏楽団の第

19回定期演奏会が明日の26日(日)に世田谷区民会館で行うこと、

入場は無料であることを、パーソナリティが伝える。

   

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり

 

  倉本委員長

    ・今回は、ゴーズ・オンという番組の概略を試聴してもらいましたが、

     それでは審議をお願いいたします。

  大杉委員

    ・最後の世田谷区民会館で演奏するグリーンハート吹奏楽団は、佐藤委

員が指導されているのでしょうか。

  佐藤副委員長

      ・これは、民間団体の方々がやられており、このような団体は区内に50

以上あります。私が指導等をしているのは、世田谷フィルファーモニ―

で、世田谷区民合唱団もあり、世田谷文化財団の音楽事業部でバックア

ップしてもらっています。このほか、子どものためのリトルオーケスト

ラや児童合唱団が活動しています。

区内で活動している各団体は、練習の場所探しが大変である。

  武田編成部主任

   ・今後も、各団体の情報をお寄せいただきたい。

  佐藤副委員長

      ・FM世田谷には、これまで1か月前ぐらいにPRしてもらっている。

  小林委員

            ・生番組で3時間の放送は大変である。レポーターの質問内容であるが、

 コーチと親がその場にいると良いことしか言えない、逆に野球以外のこ

とで質問する、例えば広い意味でのしつけなど質問の仕方を考えた方が、

聴いている一般の方も共有してもらえるのでないか。

  張委員

   ・あまスポーツニュースが入っていなかったのはどうしてか。

  武田編成部主任

      ・駒沢公園や総合運動場など週末に行われている現場で、結果や参加した

方にどうだったかなどミニミニレポートをしているが、放送当日は、台

風接近のため予定していたものが休みになったため、俊足スニーカーの

話題に変えさせてもらった。

    張委員

      ・野球のチームの方々へのインタビューで、選手の名前でしゅうと君とい

     う方がいたが、サッカーだとわかるのですが、名前の由来などを聴いた

りするなどのインタビューをすると良かったのでは。

また、子どもたちが緊張している様子もうかがわれるので、例えば相手

に時間を預けて順番に自由にしゃべってもらうなど、楽しさを伝えられ

る工夫を。

・番組全体の構成バランスはどうなっているのか、ニュースや交通情報は。

武田編成部主任 

・ニュース・交通情報は9時、10時、11時に放送しています。

清水委員

・そもそもは野球の試合があって、実況中継のところ、天候悪化のためス

タジオに来てのインタビューとなったということで良いのか。

武田編成部主任

・現地での放送が基本ですが、台風のため野球ができなかったので、当日

はスタジオに来てもらってのインタビューとなった。通常は現場からレ

ポートをする。外では、子どもたちももっとはしゃぐのですが、スタジ

オではおとなしかったようです。

倉本委員長

   ・どのようにして情報を集めているのか。

  武田編成部主任

   ・FM世田谷が区内での公開生放送やお祭りなどの際に、活動団体の情

報提供を呼びかけるチラシを配布したり、ホームページや放送の中で

お願いをしています。世田谷リトルリーグの方からの応募は、チラシ

を見て応募いただいた。

倉本委員長

    ・様々な活動をしている方々はたくさんいるので、紹介してもらいたい。

佐藤副委員長

   ・世田谷リトルリーグは、区内にいくつあるのか。

武田編成部主任

    ・硬式野球のリトルリーグは、世田谷には1チームしかないとコーチが言

っていた。そのほか軟式野球チームは、たくさんあると聞いている。

佐藤副委員長

   ・区内には、いろいろな活動をしている団体があるが、合唱連盟に入って

る団体で200、吹奏楽連盟で40、そのほかPTAコーラスなどがあ

り、団体の発表会として毎年音楽祭などを開催している。

大杉委員

   ・リトルリーグでは、今年は江戸川区のリトルリーグが世界大会で優勝し

たこともあり人気、入れるのは幼稚園からと言っていたが、ゲームに

出られる年齢は? 

武田編成部主任

   ・ゲームに出られるのは、原則8歳〜12歳までの小学生。

張委員

  ・先ほどの話しに戻るが、インタビューの仕方で、何を一番聞いてほしい

かを事前に仕込んでおくと、もう少しグループが乗るのではないか。

佐藤副委員長

  ・野球以外のスポーツの紹介は、どうか。

武田編成部主任

  ・4月からでバドミントンやサッカー、フットサルは数回とりあげている。

そのほかブラジルの格闘技とダンスを組み合わせたカポエイラなどの紹

介をしている。

大杉委員

  ・区内の梅丘に光明養護学校、北烏山には久我山盲学校がある。ハンデイ

を持った人のスポーツも盛んになっているので、機会があったら紹介し

てもらいたい。

張委員

   ・視覚障害者のロッククライミング国際大会が、日本で開かれる予定。

武田編成部主任

   ・ご意見は、スタッフに伝えていく。

大杉委員

   ・視覚障害者の野球(グランドソフトボール)、卓球などやっている。

このような内容も紹介してもらいたい。

佐藤副委員長

   ・古谷委員に、わんぱく相撲には何歳から参加できるのかお尋ねしたい。

古谷委員

   ・世田谷区の大会は小学男女1年から6年生までで、未就学児も可能。

都大会は、4年〜6年生の男子となる。全国大会は国技館で行います。

古谷委員

     ・取材は、土曜日の生放送時間帯に限るのか。

武田編成部主任

     ・土曜日の生放送時間帯に取材できるものに限ります。

倉本委員長

        ・今回の番組は外来語を多用しているので、外来語の使用については、次

の課題として研究いただきたい。

深井代表取締役

・本日いただいた貴重なご意見は、制作現場に反映させていただきます。

倉本委員長

・これにて、本日の審議会を終了いたします。

 

8.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日

    なし

 

9.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、

方法、および年月日

  ホームページにて平成22年10月に公表予定

 

10・その他の参考事項

   なし

 

11.その他

   なし

                                                         以上