1.開催年月日  平成23年 3月1日(火曜日)
         午後4時~午後5時
 2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室
 3.委員の出席  委員総数  8名
         出席委員数  4名
   出席委員の氏名
         倉本 俊幸  委員長
         大杉 伸一  委 員
小林 憲夫  委 員
張  晶子 
 委 員
         
  欠席委員の氏名
佐藤 菊夫  副委員長
清水 信男  委 員
白石 冬美  委 員
         古谷 真一郎 委 員
放送事業者側出席者
         代表取締役  深井 教雄  
         総務部長  幸田 雅夫
         編成部主任  武田 和子
4.議  題 (1)エフエム世田谷放送番組
          「神 太郎金曜瓦版」 
            2月25日金曜日放送分(午後1時30分~5時)
                ◎「江戸を行く(午後1時30分~2時)」にスポット
をあてて、試聴し審議。
5.議事の概要
  (1)放送局側からの審議番組の説明
  (2)当該番組の試聴
  (3)出席委員による当該番組の審議
  (4)関連事項について出席者全員での意見交換
  (5)その他
6.審議内容
  定刻、事務局より出席委員数4名が出席、出席全委員数の1/2以上に達しているので、放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち委員長に議事進行を依頼した。
  倉本委員長の開始宣言に続き、委員長の指示により武田編成部主任が審議内容の説明を行った。
  
(1)番組概要
番  組  名  「神 太郎金曜瓦版」
   放送曜日・時間  毎週金曜日 午後1時30分~5時       
番 組 内 容  金曜日の午後にお送りする「江戸の瓦版」的ラジオ番
組、江戸の男意気を感じさせる進行役 神 太郎が
「粋」「艶」をキーワードに、和ごころたっぷりの送る
4時間生ワイド番組。
企 画 制 作  株式会社エフエム世田谷
            
 (2)審議対象放送内容
    2月25日金曜日放送分(午後1時30分~5時)
    「江戸を行く(午後1時30分~2時)」にスポットをあてる
7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり
  倉本委員長
・パーソナリティの神さんは、以前インタビューを受けたことがあり、多方面にわたって良く知っていて博学の方だと関心している。                                       
小林 委員    
・  江戸が流行っており、団塊の世代が、大江戸検定など興味が増えている。
・  放送内容での絵の表現が難しい。
・  江戸は近代の始まり、江戸を見直すというような文化を再評価すると良いのでは。NHKの番組の篤姫などで見直されているので。
張 委員
・  日本人の教養の高さを感じた。懐古主義的なものでなく、本当にあったはずの近代といっても良い文化だったというものを掘り起こしたらよいのではないか。
小林 委員
・  明治の時になって、野蛮ということで江戸を壊された。
倉本委員長
・  江戸は火事が多く、町民の絆は強く相互扶助のできていた良い町だった。江戸の良かったところをもっと話してもらうと良い。
・  パーソナリティの神さんは、歯切れがよくて、このような話には打って付けである。
大杉委員
・  私が、目が見えなくなって盲学校に入学したのが昭和22年、築地本願寺の裏に学校があり、先輩が佃島に行こうということで、渡し舟で行ったことがあり、江戸の情緒が残っているところだった。
・  世田谷区内には、豪徳寺の井伊大老のお墓など、江戸時代に関する史跡もあり、そういうところをまわると楽しいのでは。
小林委員
・  江戸名所図会で描かれている100か所を回ったが、30か所は今でもわかる。
張 委員
・  江戸時代の古地図が売っており、現在の地図に重ね合わせることができる。
倉本委員長
・  江戸の色々なことをもっと紹介してもらうと良いのでは。バックミュージックも新内を流すと雰囲気が出るのでは。
小林委員
・  江戸時代のグルメスポットがあるのか。
武田
・  江戸時代の食べ物、着るものなど。
張 委員
  ・このコーナーでは、曲はどのくらいかかるのか。
武 田     
・  今回は1曲でした。話が多くなっています。
張 委員
・  その1~その6までの時間配分は。
武田 
・  ゲストコーナーは30分、その他は15分の時間配分です。
張 委員
・  群馬県の観光スポットは、川場との関係か。
武田
・  世田谷区と川場村との関係もあり、群馬県の全般の観光スポットを紹介しています。
張 委員
・  区立小学校の5年生は、川場村に修学旅行に行っている。
倉本委員長
   ・川場村には、りんごの木丸ごと1本のレンタルがあり、区民に人気がある。
大杉委員
・  江戸時代は、門前町だった浅草や柴又帝釈天などのお店に入って食事をしたりすると、今でもその雰囲気を感じる。 
倉本委員長
・  番組は何年前から始まったのか。
武田
・  神太郎さんの番組は、同じ時間で10年ぐらい前から、金曜瓦版となったのが7年ぐらい前からです。
深井社長
・  この番組には、それまでは歌謡曲系のゲストを入れていなかったが、この1~2年は、演歌系の歌手をゲストにお招きしています。
小林委員
・  大きな和の中に江戸があるということですね。
大杉委員
・  落語なんかを取り上げているのですか。
武田
・  取り上げています。
深井社長
・  神太郎さんは、立川談志の門下生でしたので、落語の話題を取り上げています。
小林委員
・  江戸の文化を再評価する視点で。
深井社長
・  7年前から奈良、源氏物語、平城遷都1300年、奈良コミュニティとつなげて放送している。平城遷都は終了したので、次は100年目を迎える大正ロマンでしょうか。
張 委員
・  奈良は、最初文化が渡来したところ。
小林委員
   ・1912年が大正時代、100年目は平成24年となる。
倉本委員長  
・  色々とご意見等をいただきました。ありがとうございます。これを持ちまして第49回番組審議会を終了いたします。
8.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日
    なし
9.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
方法、および年月日
  ホームページにて平成23年3月に公表予定
10・その他の参考事項
   なし
11.その他
(1)1月30日からインターネット放送が始まった。難聴対策、日本中・世界中で聴取できる。4月中にはアンドロイド系のスマートホーン、Iホーンでも聞こえる予定。
(2)4月番組が変わる予定。月~木の午後の生番組で、パーソナリティが変わる。午前0時から深夜放送録音で流す。
(3)二子玉川駅前に二子玉川ライズが3月オープン、サテライトスタジオができる。エフエム世田谷が協力して、午前中サテライトスタジオで生放送を流す予定。