第72回放送番組審議会議事録

1.開催年月日 平成223日(月曜日)

           午後4時20分~午後5時20

2.開催場所 エフエム世田谷 会議室

3.出席者    委員総数  5名

           出席委員数  5名

友成 哲郎    

斎藤 重男   委 員

小林 憲夫   委 員

   晶子    

             古谷 真一郎   

             放送事業者側出席者

代表取締役社長  田中 茂

取締役放送局長  深井 教雄

           事務局・番組担当 武田 和子 

4.議  題  エフエム世田谷放送番組

番組名「South Wind~いつも心は南向き~」

平成26年2月13日(金)午前9:10~9:18          

5.議事の概要

(1)放送局側からの審議番組の説明 

(2)当該番組の試聴

(3)出席委員による当該番組の審議

(4)関連事項について出席者全員での意見交換

(5)その他

 

6.審議内容

      定刻、事務局より委員総数5名の出席で、放送番組審議会の規定により

本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち、友成委員長に議事

進行を依頼した。

      委員長の指示により、該当番組担当武田が審議内容の説明を行った。

 

(1)番組概要

< 番 組 名 >  「South Wind~いつも心は南向き」

<放送曜日時間> 第2、第4金曜日 午前9時10分~午後9時18

<放 送 内 容> ぐっとモーニングせたがやの中のコーナー。

           エフエム世田谷と和歌山県南紀白浜・ビーチステーション

とのクロス放送で、南紀白浜の観光スポットほか魅力を伝える。   

< 制   作 > 南紀白浜コミュニティ放送株式会社、 
株式会社世田谷サービス公社 エフエム世田谷

  (2)審議対象放送内容

平成27年2月13日(金)午前9時10分~午前9時18分放送分

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり 

友成委員長:ただ今から第72回の審議会を開催いたします。番組についてご説明を

お願いします。

武 田 :この番組は、朝の生ワイド番組「ぐっとモーニングせ・た・が・や」の中のコーナー

である。同じ様に和歌山県白浜町のコミュニティ放送局・南紀白浜・ビーチステ

ーションの生ワイド番組の中でも、同時間に放送される。

クロス放送、クロストークと呼んでいます。内容は観光情報。歴史であるとか名物

等も含め、南紀白浜の魅力を伝える番組なので、ビーチステーション主導となる。

それではお聞きください。

(番組を聴取 

友成委員長:各委員の皆様からご意見をお願い致します。

小林委員:いいところと悪いところがあるのですが。

南紀白浜は遠いところで、昔訪れた時、随分時間がかかった記憶があります。

東京から非常に遠いところにある観光地を紹介して、身近な存在であることが

示せる。それはとてもいいことだと思う。局としても意味がある。

全国展開してほしいくらい。函館とか、あちこち。

気になったところは、二人、声が似ている。

聞いていて、掛け合いにならなくて、どちらがどちらかわからなくなる。

1人は徹底的に聞き手になるとか、役割分担をもっとはっきりした方がいいので

はないか。

また、具体的な情報が少ないと思った。タクシーの割引も、コースごとの料金とか

詳しい情報が無かった。

実際に行ってみようとなるには、もっと具体的な話がほしい。

張 委員:私も声がかぶっていて、どちらがどちらなのかわかりにくいなと思った。

でもそれは仕方ない事とは思うが。

内容では、今回は高野山のコースでしたが、聞いていてまず何を知りたいだろ

うかと考えたところ、南紀白浜に就航している航空会社や、南紀白浜のサイトの

紹介は入れて欲しかった。

短い時間だと、あまり詰め込んでも限界があるとは思いますが。

最初になにかしらキャッチ・フレーズ的なものが欲しい。

南紀白浜のイメージがわかりやすいワードを投げてもらえればいいと思う。

具体的な話はその都度変わるとは思うが。

ローカルと組むのは、すごくいいことだと思う。

武 田 :以前は水曜日で毎週の放送で、当社の女性パーソナリティとビーチステーショ

ンの男性パーソナリティとのかけ合いでした。

      この時期が長く、昨年から金曜日になり、新たな組み合わせで、女性同士の

かけ合いとなった。貴重なご意見を、有り難うございました。

斉藤委員:まだわかりかねる部分もありますが、ここでは、他の観光地は紹介しないの

      ですか。

武 田 :南紀白浜・ビーチステーションとの番組ですので、ここでは南紀白浜の紹介

      のみ。 ただ、単発では、度々各地の観光情報を放送している。

      電話を繋いでの放送も、全国のいろいろな場所と繋いで放送しました。

      このコーナーは長く、レギュラー枠で放送を続け、繰り返し南紀白浜の魅力を

伝えています。

斉藤委員:南紀白浜は4,5年前に行きました。高野山、熊野古道とか、那智の滝とか

      いろいろな場所に足をのばせますね。          

古谷委員:クロストークというアイディアはいいのに、コースや金額の説明だけでは、

何か資料を読んでいる以上の情報が無いようで、面白くない。

これでは放送を聞いて、南紀白浜に行ってみたいとはならないのでは。

PRになっていないと思う。

武 田 :長く放送を続ける中、私自身はとても行ってみたいと思っているんですが。

身近で局の何人かは、南紀白浜に親しみを持って、実際に訪れた人達もいます。

張 委員:他のコミュニティ放送との時間もあり、和歌山で聴いている人がどう聞いている

      のかわかりませんが。せっかく世田谷と和歌山で話しているのであれば、言葉も

和歌山弁で話してもいいのでは。和歌山弁って、ゆっくりした関西弁みたいな

感じの話し方だったと記憶しています。この時間は和歌山のテンポで和歌山っ

ぽくできないか。たしか沖縄の方の番組がありましたよね。普天間さんの。

武 田 :月曜日のお昼に普天間かおりさんの番組があります。

張 委員:完全な沖縄弁だとわからなくなるけれど、ほどよく沖縄弁でいいと思います。

和歌山発信なので、和歌山弁で和歌山っぽくしたらどうでしょう。

小林委員:いいと思います。アッキーとミッキー、この組み合わせでいくならば、かけ合いが

      引き立つと思います。

      もう一つ、時間的配分について。導入として冒頭バレンタインの話をしていました

が、それよりも、和歌山とは、南紀白浜とはこんなところである、と一言で表す何

かキャッチーなフレーズを入れた方がいいと思う。

      今回は、タクシーの話で、広げ方のバリエーションが少ないのはわかりますが、

      抽象的な事だけでなく、より具体的な話を聞きたい。

張 委員:パンダの繁殖がうまくいっているの、和歌山だけなんですよね。

      それはすごいことだと思う。とてもアピールできるところだと思う。

友成委員長:こういう内容にしますというのは、うちあわせがあるんですか?

武 田 :今回はこういう話でいく、というのは毎回あります。

友成委員長:南紀白浜を、世田谷を使ってPRするのであれば、聞き手がもっと深く、

ぐいぐい掘り下げて聞き出してはどうか。クロストークを活かすのではであれば。

      短い時間では難しいのでしょうが。またラジオでの話を補足するのにWEBサイ

トの紹介は必要ではないか。

武 田 :これまで、和歌山・南紀白浜の名産品のリスナー・プレゼントなどもしていただ

きました。

張 委員:パンダであれば、子供連れへの客への割引とかもいいかもしれません。  

古谷委員:そもそも最初から物とか割引で導引するのでなく、情報から興味を持ってもらい、

その後ですよね。

武 田 :ラジオの特性として、繰り返しの効果、おなじみ感、親しみ感で、和歌山のイメ

ージが伝わり、次のアクションへ結びつく事をねらっている。

小林委員:車の中で聴いているので、ラジオを聞いてすぐネットで調べる環境にないので

      やはり耳に残る、記憶に残るキーワードが欲しい。    

友成委員長:私は仕事をしながらラジオを聞いている。ゲスト出演の方の情報など、

最後の方でよく番組からリンク先をご案内している場合が多いですね。       

小林委員:そうですね。お店の名前や人名でわかりにくい名前なら、リンクをはっておく

のがいいですね。南紀白浜なら最初から南紀白浜のホームページにアクセ

スする方が多いかとは思います。

張 委員:南紀白浜空港って、熊野灘近くなんですね。ここもPRできるところじゃないで

しょうか。熊野灘に面した唯一の空港・・・の様なフレーズ、いいと思います。

先程もお話した、アッキーさんには和歌山っぽいトーンで、和歌山ペースで進

行してもらう案も提案したい。 

古谷委員:実は大阪から行くより、羽田から行くのが断然便利だと感じています。 

小林委員:それも大きなポイントの一つですね。東京からは羽田から飛行機で。案外

関西からよりも行きやすいのだと。何かほしいですよね。キャッチ・フレーズが。        

友成委員長:世田谷の人に向けては、そこを前面にだすのがいいですね。

いろいろな意見がでましたね。皆さん有り難うございました。