第75回放送番組審議会議事録

1.開催年月日  平成27年9月14日(月曜日) 午後4時00分~午後5時00分
2.開催場所  エフエム世田谷 会議室
3.出席者
委員総数  5名
出席委員数   5名

友成 哲郎  委員長
小林 憲夫  委 員
張  晶子  委 員
古谷 真一郎 委 員
斎藤 重男  委 員

放送事業者側出席者     5名
代表取締役社長     田中 茂
第2事業部長      成田 修
エフエム世田谷担当課長 幸田 雅夫
エフエム世田谷担当係長 渡辺 稜子
エフエム世田谷     山下 鮎美

4.議  題 

5.議事の概要
  (1)放送局側からの審議番組の説明
  (2)当該番組の試聴
  (3)出席委員による当該番組の審議
  (4)関連事項について出席者全員での意見交換
  (5)その他

6.審議内容
   定刻、事務局より委員総数5名のうち5名が出席しているので、放送番組審議会の規
定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち、委員長に議事進行を依頼した。
  委員長の開始宣言に続き、委員長の指示により事務局が審議内容の説明を行った。

(1)番組概要
〈 番 組 名 〉 「Classic rock 60’s&70’s」
〈出演者〉 大滝駿典・浅倉マリナ 
〈放送曜日・時間〉 平成27年9月12日(土) 午後6時00分~午後7時00分 放送分
より一部抜粋

〈番 組 内 容〉  
洋楽が大好きなパーソナリティ、大滝駿典(おおたき しゅんすけ)が、60年~70年代
の東京圏民放ラジオ局4局の洋楽ヒットチャートを集計し番組独自のランキングを作成。
その1966年10月から1979年12月までの総合ランキングを、毎週1か月分ごとに発表。
チャートインした曲からセレクトして放送し、その曲にまつわるエピソード・収録され
ているアルバム・入手方法などの情報を紹介していく音楽番組。

番組自体は2015年1月から始まったばかりだが、オールディーズファンだけでなく
幅広いファンからも支持を受けており、番組宛メッセージやリクエストも多数。
第5週の放送は、リクエスト曲や長尺曲等の特別企画を中心に放送している。

〈制     作〉 株式会社世田谷サービス公社 第2事業部 エフエム世田谷
  
(2)審議対象放送内容
     平成27年9月12日(土) 午後6時00分~午後7時00分 放送分より一部抜粋
      コーナー:「1968年12月のランキング」1~40位
           「全米ヒット」   フーズ・メイキング・ラブ /ジョニー・テイラー
           「J-ROCK」  一人の悲しみ /ズー・ニー・ブー
      「一押し」     クラウド・ナイン /テンプテーションズ

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり

委員
 ・「幅広いファン」とはどの程度か?
 ・良いところ:大滝氏は曲のことをよく知っている。
エピソードも面白いので反応があるのがわかる。曲紹介の時も独特でイメージが湧く。
  ・悪いところ:各コーナーの区切りがわかりづらいのでもう少しはっきりさせてほしい。
女性パーソナリティの役割がわかりづらい。
  ・局(番組)の公式HPが無く、大滝氏個人のHPとのつながりがないので、
相互リンク等で情報を探しやすいように対応させてほしい。また、ランキング紹介も、
「いつの放送」が「何年のランキング」だったのかわかりやすい表示にしてほしい。
 ・英・米・日のランキングの差をもっと詳しく教えてほしい。
 ・曲を詳しい人も詳しくない人も落ち着いて聞ける構成になっている。
 ・マニアックな曲がかかるので好きな人にはたまらない番組なんだと思う。
 ・ランキング発表の時間が長いが、なじみがなくよくわからない方もいるとおもうので、
  番組内で紹介できなかった部分をブログで紹介できるとよいのではないか。
 ・HPでランキングをのせる際「独自ランキングである」という事を明記した方が良い。
 ・ランキングを発表する際、その年の時事ネタも伝えてもらえると判りやすいのでは?
 ・音楽の図書館に入り込めたような気分になる。
 ・番組でかける曲「なぜこの曲を選曲したのか」の理由を述べてもらうとよい。
 ・当時「浮ついた」イメージだった曲が、あの頃から比べるとやっと文化になってきた。

事務局
 ・1回放送平均10通以上はメッセージが定期的に届いている。
  パーソナリティ大滝氏が持っている音源は貴重なものもあり、なかなか聞けない曲を聴ける
ということで人気もある。
  ・ランキングは、大滝氏が当時書き溜めたノートから情報を集めて再集計したもの。
   蓄積されたデータがもとになっているので、非常に説得力があるランキングとなっている。
  
・その他、直近で起きた大雨・地震などの災害放送に関して、社長より状況を説明の上、
災害情報には更に力を入れていきたいと報告を行った。
  
  ・次回は2015年11月16日(月)16:00~17:00 予定

8.審議機関の答申又は意見の概要の公表
  公表の方法:自社ホームページ(http://fmsetagaya.com/)への掲載
  公表の内容:上記議事録の通り
  公表年月日:2015年10月31日(月)予定                  以上